ノキエルデッキ解説 2016-06-03〜

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デッキ解説 ノキエル 20160603〜


先日、6月11日に開催された関東VGCSで使用したノキエルデッキについて記述します。


前回の記事では6月2日までのファイターズルール適用前の記事を書きました。

http://ryogyoza.hatenablog.com/entry/2016/05/31/222004



今回はファイターズルール更新後、初のCSということもあり、構築を一から見直す必要がでてきました。



【デッキレシピ】


関東VGCS-2016-6-11 (3位)


メインデッキ


愛の狙撃手 ノキエル 4枚

切開の守護天使 マルキダエル 1枚


愛天使 ノキエル 4枚

ナース・オブ・ブロークンハート 4枚

黒衣の裁断 ハールート 3枚

投薬の守護天使 アスモデル 1枚


ドクトロイド・レムノン 4枚

恋の守護者 ノキエル 4枚

黒衣の通告 ナキール 3枚

サウザンドレイ・ペガサス 3枚

黒衣の爆撃 マーリク 2枚


サニースマイル・エンジェル 4枚

サージェリィ・エンジェル 4枚

幸せの鐘 ノキエル 4枚

気付の守護天使 タミエル 3枚

ドクトロイド・リフロス 1枚

希望の子 トゥルエル 1枚


Gゾーン


聖霊熾天使 ノキエル 4枚

聖霊熾天使 ラファエル 2枚

聖黒熾天使 ガウリール 2枚

聖霊熾天使 ラジエル 2枚

聖霊熾天使 スリエル 3枚

聖霊熾天使 オリフィエル 1枚

ダークエレメント ディズメル 1枚

メタルエレメント スクリュー 1枚


CSの形式は被りなしトリオ。



【ファイターズルール更新後のノキエルデッキの変化】


ドクトロイド・リフロス の採用可能枚数が4枚から1枚になりました。

これによって生じることは


・パワーを無限にすることが不可能になった


・G3ノキエルによる膨大なアドバンテージを稼ぐことができなくなった


・ブロークンハートのパワーをあげることが難しくなった


・対リンクジョーカーやノキエルミラーでのフィニッシャーがなくなり、時間切れが起こる可能性がある


・CBを簡単に回復することが難しくなったためサリエルを使うことができなくなった


・サリエル使うことがてきなくなったため、ポックルなどのピンポイントで使うカードの採用が難しくなった


などが挙げられます。

これによって攻撃面や安定面が下がりましたが、それでもこのデッキのポテンシャルはとても高いです。

パワーを無限にできなくてもラジエルやマルキダエルによる高出力の連続攻撃によってリカバリーをきかすことができました。


【マルキダエルによる連続攻撃】


一緒に調整をしていたしぃもさんが考えたプランを使用させていただきました。

パワー無限による連続攻撃をできなくてもこの要求値なら並のデッキでは防ぎきれないです。



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例 


パーツ


ブロークン、ハールート、マルキダエル、リフロス、サージェリー、ハールートをブーストできるカード


ダメージ


サージェリー 


1.レギオン 永 前列に2kup

2.リフロス1回起動 ブロークン4kup

3.サージェリーブースト ブロークンで10k要求

4.サージェリー起動 ブロークンスタンド5kup ブロークン2kup

5.ハールートでサージェリーコール 10k要求 ブロークン2kup

6.サージェリーブースト ブロークンで20k要求

7.サージェリー起動 ブロークンスタンド5kup ブロークン2kup

8.ブロークンで25k要求

9.マルキダエルで40k要求(スタンド2枚が確定なため)ブロークンとハールートをスタンド(今回は全てハールートにパワー)

10.ハールートで15k要求

11.ブロークンで25k要求


このように完全にパーツが揃っていない動きでも7回の攻撃による要求値の合計は約14万5千となります。



【デッキ構成と各カードの解説】


まず、今回は被りなしトリオということで、かげろう、ギアクロ、ノキエルが候補となることを予想し、ここに有利にとれる構築を模索しました。


黒衣の裁断 ハールート 

対かげろう、ギアクロにめっぽう強く、連続攻撃とボードアドバンテージの確保ができるため単体でのカードパワーも高く、コンボパーツにもなるので3枚。


投薬の守護天使 アスモデル 

マルキダエルのメイト

それ以外はマーリクがダメージにあると相手が守ってくれます。レギオンメイトの役割が主なので1枚。


サウザンドレイ・ペガサス 

足りなくなった攻撃面を補います。

ミラーではサウザンドレイの枚数が重要になってくるので3枚。


黒衣の爆撃 マーリク 

ノーコスト、ドライブチェック1は強力です。G4ノキエルやハールートによってテキストの発動に繋げます。山札が薄くなってくればこのカード単体だけで2〜3パンが期待できます。


Gゾーン


聖霊熾天使 ノキエル 

ハールート、マーリクと組み合わせることで強力な連続攻撃を可能にします。また、対かげろうではほぼ3枚は使い、4枚使うこともあるので、4枚採用。


聖霊熾天使 ラファエル 

序盤に理不尽なトリガー差が発生した場合それを誤魔化すために入ってます。 あまり使わないため2枚。


聖黒熾天使 ガウリール 

単体でドライブチェック5は強力ですが、かげろうが流行っている現環境では、このカードに2回乗ることはほとんどなくなったため2枚。


聖霊熾天使 ラジエル 

対ミラーで必須です。サウザンドレイ、ブロークンで相手のブロークンを叩き、相手のG1ノキエルを使わせます。2枚あれば勝てる状況が多いので2枚。


聖霊熾天使 オリフィエル 

あまり入れたくないのですが、前ほどブロークンが残る環境ではなくなってしまったため、20kガードの重要が上がったためなくなく採用。



【採用しなかったカード】


エアーエレメント シブリーズ

対ノキエルミラーだとこのカードに乗るCBが敗因に繋がることもあり、他のクラン相手にはこのカードを使わなくてもノキエルでアドバンテージに差をつけるだけで充分勝つことができるので不採用。


黒衣の戦慄 ガウリール

対ギアクロにて活躍すると思い採用しましたが、結果的にこのカードに乗るよりもノキエルに乗ったほうが勝率が高く、また、このカードが強いのは後攻限定だったため不採用。


切り拓く開創 サラカエル

対ミラーでレギオンパターに入る前にG1ノキエルを使わせるために入っていましたが、ラジエルの方が使い勝手がよかったため不採用。


アースエレメンタル ポックル

リンクジョーカーがかげろう、七海、ギアクロニクルと環境に向かい風なのでシェア率の低さを考え不採用。


トリガー

かげろう、ギアクロが連続攻撃に弱く、ハールートやマーリクとのシナジーがあり、一貫性を持たせるため醒トリガーを12枚採用しました。



【各デッキへの相性とプラン】


対かげろう


基本的に6:4でノキエル側が有利です。

序盤からFVとラインを組み、G4ノキエル、ハールート、マーリクでひたすら連続攻撃を仕掛けるだけです。

ドライブチェックで有効ヒールを3回以上された場合かなり不利になります。5k要求でVに攻撃するとべローグでこちら側が損するだけなので5k要求の場合はできるだけRに攻撃します。


対ギアクロ


ノキエル側が有利です。

ブロークンハートが攻めでしか生きないためG4ガウリール、ブロークン、サージェリー、ハールートによる高出力の連続攻撃とG4ノキエル、ハールートによる除去に強い展開で押していきます。ブロークンハートが除去されてもG3ノキエルのアドバンテージと救援の固さで相手ターンをしのぎます。



【CSの結果】


関東VGCS チーム 2016-6-11

使用 ノキエル


予選


一回戦  bye チーム⭕️

二回戦 かげろう⭕️ チーム⭕️

三回戦 七海❌ チーム⭕️

四回戦 かげろう⭕️ チーム⭕️

五回戦 ギアクロ⭕️ チーム⭕️


決勝


一回戦 七海❌❌ チーム⭕️

二回戦 かげろう❌❌ チーム❌

三回戦 ノキエル⭕️⭕️ チーム⭕️


3位



負けた試合はアシストを2.3回外した試合が多く、プレイングではどうしようもなかった印象でした。

また、反省点として相手の動きが想定外だったことが敗因に繋がる試合もあったため練習の仕方を工夫する必要があると再確認できました。



これで今回の記事は終わりとさせていきます。

ご覧いただきありがとうございました。


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